サウンド環境

Date: 2021/02/04 (initial publish), 2021/07/13 (last update)

Source: jp/note-00030.md

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GNOME Desktop環境周辺の最近のサウンド環境関連の状況を確認してみました。

サウンド環境

サウンド環境が色々あって住み分けが分かりにくいのでまとめてみました。

PulseAudioとJACKの住み分けは、PulseAudio や systemd のアップストリームの Lennart Poettering による Pid Eins: PulseAudio and Jack の比較記事を読むと状況がよく分かります。PulseAudio自体は、2008年ごろは色々問題があったのは LPC: Linux audio: it’s a messから分かるし、また最近も 2017, 2018, 2019 には音量のデフォルト設定問題があった様ですが、 ユーザー設定で回避 する様です。

普通のGNOME Desktop環境では、ハードウエアー自体の設定はALSA、信号のつなぎ合わせ等 はPulseAudio関係のツールを中心で使うのが基本のようです。

以下で最低限*マークのパッケージの導入が良さそうです。

サウンド環境設定

GUI ツールは、一般的な状況では、見栄えは良く使い安いのですが、 詳細な設定状況が分かりにくいし設定変更自由度も低い問題があります。

イヤフォンジャックの抜き差しに連動したスピーカーとマイクの切り替え がうまくいかなくなったり、音量設定範囲がやたら低い所に限定された際等への 対処はGUI ツールではなく、コンソールからalsamixerを立ち上げるのが一番 いい策です。

alsamixerでの音量の設定法

コンソールからalsamixerを立ち上げ以下とし音量を設定します。

alsamixerでの消音・非消音の設定法

コンソールからalsamixerを立ち上げ以下とし消音・非消音を設定します。

参考サイト

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