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先日トライしたGit Annexは不完全燃焼でしたが、これをきっかけに 世代管理・dedup・ファイル圧縮に対応できるというファイルシステムの Btrfs をもう一度見直しました。以下は自分なりの備忘録メモです。
Btrfsをどう使うのか
まずBtrfsがどこまで使えて、どういう注意が要るのかを Debianのwiki で確認しました。
2020年5月のLinux goofy 5.4.0-0.bpo.4-amd64でも初心者が
安心して気楽に使うにはまだ制約が多いですね。
- LVMに重ねるのは不安
- RAID関連も使うのは不安
- quotas/qgroupsは使わないこと
- Subvolume毎にbtrfs特有オプションでマウントできない制約がある
- 多くのbtrfs特有オプションは使わないのが無難:
nodatacow, 圧縮関連,autodefrag,discard,space_cache=v2 - “
btrfs filesystem defrag“はソースSubvolumeにのみ実施。snapshotには実施禁止 - スナップショットは12個まで(これでもLVMより状況は良い)
- ディスクは使用9割を越えないようにする
ここまで調べて、システムファイル/usrやログ記録/var
のbtrfs移行は面倒なので、当面は無理せず以下を移行対象に
考えます。
- データーのアーカイブ・バックアップ用の専用ドライブ
/homeの専用パーティション
世代管理にはスナップショット機能を濫用しないように程々で 使い、バックアップソフトがバックアップする際にバックアップ メディア上の記録をdedupする配慮をし、ファイル圧縮は当面使 わないのはいい気がしました。
推奨バックアップソフトはborgbackupがDebianのwikiには書か
かれています。
確かに人気がある
ようです。この他timeshiftやbtrbkやsnapperや
btrfsmaintenanceパッケージも使えそうです。
Btrfsを意識したdedupeという視点では
jdupesがよく使われている
ようです。単純なcp -r ...やrsync ...を、dedupをする
jdupes --dedupe ...と組み合わせて使うのに対する、上記
専用ソフトのメリットは気になります…ただ、jdupesはあまりファイル数が
多くとファイルのオープン数のせいかうまく動かないことがありました。
このへんは後日の課題かな。
Subvolume命名法
Btrfs自体は 特定のSubvolume命名法の慣習を定めていません。
ただ、Btrfsを積極的に使うディストリビューションが Subvolume命名法に関して特定の慣習をとっているため そこで開発されているGUIツールがそれに依存してる印象 があります。
- Ubuntu
- 慣習Subvolume命名法
@@home
- スナップショット: timeshift
- 慣習Subvolume命名法
- OpenSuse
- 慣習Subvolume命名法
- 慣習Subvolume命名法(tutorial)
@/@/home
- スナップショット: snapper
- Debian
- 慣習Subvolume命名法
@rootfs–d-isetting@home– manual (timeshift compatible)
- スナップショット: timeshift – need patch
s/@/@rootfs/
- 慣習Subvolume命名法
最近のDebianでは、borgbackup以外だと
timeshiftの人気が出ています。
でもシステムのロールバックにフォーカスしていてユーザーデーターの
スナップショットをしたいだけだと意外と使いにくくて止めました。
Subvolume命名は、timeshiftでシステムのロールバックをしよう をいう気は無いのですが、とりあえずtimeshiftとコンパチブルそうな Ubuntuの命名慣習に従いました。まあ、@マークをつけたのがsubvolume名 でマウント先から命名というのは見通しがいいです。
バックアップスクリプトの顛末
結局、上記のどのバックアップスクリプトも結局使いませんでした。
rsyncベースで運用していたのですが、2021年の春からはスナップショット
とエイジングをする
シェルスクリプトで書いて運用しています。
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