Rescue media(1)

Date: 2020/05/30 (initial publish), 2023/02/14 (last update)

Source: jp/note-00025.md

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Boot loader – Super Grub2

UEFIとかMBRとかある昨今のシステムに対応する、Rescue mediaを探しました。

Grubのレスキューイメージもありますが、これを直接操るのは結構大変 と思っていたら、 Super Grub2 と言う便利なものがあることに気づきました。

Super Grub2はUEFIとかMBRの設定が壊れたシステムを自動調査してくれ 起動してくれるのみならず、DebianやUbuntuのLIVE ISOイメージを DOSのFATファイルシステムのメディアに複数書き込むだけで、これらを 選択起動できるようにしてくれる優れものです。

よく分かっていませんが、ディスクの入れ替えやインストーをして、その後 元のディスクに戻した際にUEFIでブートしなくなったことを経験しました。 そんな際にSuper Grub2だと素直に起動しました。この際に、ただ起動後 update-grubとしただけでは、起動設定更新がうまく行かなかったことが ありました。こんな時にはまず以下を実行しました。

$ sudo dpkg-reconfigure grub-efi-amd64

これだとNVRAM variablesの更新他いろいろするようです。さらにBIOSの ブートの優先順位をさわることも有効でした。(古いMBなのでBIOSが賢くない 気がしました。)

Linux Live image for Super Grub2

実際にSuper Grub2に用意した8GBのUSBキーでは、レスキュー用のLinuxの Live imageとして以下のISOイメージを入れました。

こららがあると思うだけで、UEFIとMBRの両方のシステム対応なので 安心感があります。

ここで使うISOイメージですが、Debianの標準のインストール用の ISOイメージは、上記が用いるGrub2のループマウントでは 使えないようです。

Debianのインストール用の最小ISOイメージ

Debianの標準のインストール用のISOイメージは、全イメージを 生のUSBキーに直接cpddで書いたものを準備する必要があります。 1つ古い小さなUSBキーに書いて手元に置いています。

このDebianの標準のインストール用のISOイメージですが、 わたしは視力があり音声サポートがいらないので、D-Iが作っている mini.iso を使っています。46MBと極端に小さいので便利です。

インストール後の追加作業

実際のインストールの際には、キーファイル(GNUPG/SSHデーター)に加え チェックアウトされた

他のファイルの入った小型バックアップのUSBキーを準備すると効率的に 進められます。

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