仮想環境(1)

Date: 2020/12/13 (initial publish), 2021/07/19 (last update)

Source: jp/note-00026.md

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2021-06-17: sbuild使用に更新

開発環境の基本

開発環境は、できるだけ安定しているほうがストレスが少ないです。editorを 使いメールやウエッブページを読むだけならstable環境が使えればそれでも いいのですが、新しいハードウエアー (Thinkpad T14, AMD Ryzen 5 PRO 4650U with Radeon Graphics)だとグラフィクスドライバーの問題があるので testing ぐらいは必要です。でも歳々アップデートすると不安定になったりして面倒です。

パッケージ作成環境

以前は、pbuilder/cowbuilder を使って仮想化されたchroot環境を使っていましたが、 最近はschroot/sbuildででも確実に sid/unstable 環境を確保でき、色々便利なので 乗り換えました。

開発環境をsidにしなくても確実にパッケージが正しいsid環境で作成できます。

これで、sbuild コマンド実行で、 sid/unstable 環境で確実にパッケージが作成できます。

デバグ用の仮想環境作成 (chroot)

デバグ操作用のsid/unstable 環境の作業用のシェル環境が、現在のHOME環境のままで快適に使えるので便利です。

devsコマンドで、作業用の chroot 環境のベースとなるソースchroot 環境 にパッケージの 追加や削除や更新ができるシェルプロンプトへ、現在のHOME環境のままで移動できます。

devxコマンドで、gitkが使えるX環境へのアクセスできる作業用の使い捨てできる作業用の chroot 環境に、現在のHOME環境のままで移動できます。

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